関西本線(大和路線)・百済貨物駅

  関西本線の西側起点である難波駅(旧湊町駅)から関西線電車で、今宮→新今宮→天王寺→

東部市場前を過ぎると進行左手に見えてくるのが百済貨物駅である。

この駅名の由来が、朝鮮半島にあった国名「百済」と関係しているか否かは不明であるが、

1963年に天王寺駅の貨物取り扱い廃止と共に開設され、今では大阪最南端の貨物駅でもある。

構内はコンテナ荷役線6本、着発線5線、機廻し線、留置線などの線群が非電化で敷かれており、

コンテナ列車の入れ替え、本線牽引も全てディーゼル機関車(DE10,DD51)が請け負っている。

関西本線に隣接してながら、貨物駅を出発した列車は東にある平野駅を過ぎると直ちに進路を左

に取り吹田へ至る城東貨物線へ入るため、関西本線の走行区間は極めて短い。 また下りの到着

列車は城東貨物線の接続点から平野駅まで関西本線の下り線を逆走するのが興味深い。

国鉄時代は北側の中央卸売市場・東部市場へ至る引込み線が延びていたり、荷物列車取り扱い

用プラットホームも存在していた。 当時関西本線と城東貨物線はΔ線で接続されていたが、阪和

線の貨物運行がなくなり竜華操車場の使命を終えた現在は、城東貨物線から竜華方面に接続して

いた方の線路は休止状態である。 しかし、計画中の城東貨物線旅客化計画である外環状線が

開通した暁には再び日の目を見ることであろう。

2007年より梅田貨物駅の機能一部移転と城東線路の複線電化により基盤整備工事が進行中。

トラックなどが頻繁に出入りする貨物駅正門

広い構内のコンテナ荷役線

平野駅まで延びる貨物駅の引き上げ線

貨物駅東側にあった荷物プラットホーム跡地

平野駅方面を望む広大な更地

5本ある出発信号機(3橙タイプ)

貨物駅北側の荷役線

舗装道路のラインは廃線となった引込み線跡

入れ替えに待機する機関車と後方は着発線群

城東貨物線を走る上りコンテナ列車

貨物駅から延びる怪しげなカーブをした道路・・・

二股に分かれた道路の左側・・・

更に怪しげなカーブ先をたどって行くと・・・

中央卸売・東部市場へと至る線路跡でした。

地図 (北側にカーブする廃線跡の道路が確認できる)

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