鉄道の中でも、乗ることができない貨物列車については幼い頃から憧れと謎めいた興味をいだいて おり、機関車牽引方式による客車列車の廃止が進んだ昨今、貨物列車は鉄道列車の中でも愛着 ある被写体です。当時の国鉄の鉄道貨物はヤード(操車場)方式による輸送が行なわれ、神戸港 周辺にも臨海地域の工場や突堤にある倉庫への引き込み線が幾重にも張り巡らされ、ディーゼル 機関車(DD13)による2軸貨車の入れ替え風景を中心とした鉄道貨物輸送の末端風景を見る事 ができました。国鉄が民営化された頃に日本の鉄道貨物輸送は、コンテナ列車をはじめ直行系の 輸送方式に統廃合されてしまい、当時ヤード方式の貨物輸送では何十本もの線路に貨物列車が 出発や編成の組換えを待っていた操車場の風景、中小駅での小口貨物取り扱い風景、ヤードで 再編成された不規則編成の貨物列車などは、もう過去のものとなりつつありますが、新たに開設 されたコンテナ貨物駅や、ヤードから変貌した信号所、各地の大規模貨物駅などでは、鉄道貨物 輸送の活気を今でも目にする事ができます。 |
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